【書籍解説】『「話し方」に自信がもてる 1分間声トレ』 秋竹朋子
✔この本を「一言」で言うと
仕事で成果をあげるための「声質のトレーニング方法」がわかる本
✔ 目次 (抜粋)
序章「声」は最強のビジネススキル
第1章 仕事で使える声を手に入れる「1分間声トレ」
・腹式呼吸
・簡単ストレッチ(表情筋を鍛える)
・滑舌コントロール
第2章 ビジネスの現場で役立つ「言葉」と「話し方」
・印象に残る話し方の方法
・伝わる声と話し方
第3章 シチュエーションごとに、声を使い分ける
・電話応対
・プレゼンテーション・スピーチ
・職場でのコミュニケーション
序章「声」は最強のビジネススキル
✔ 声
話した時の「説得力」「印象」に大きな影響を及ぼす。
⇒ 「声」に気を使ってこそ一流のビジネスパーソン!
✔ 声質
・トレーニングでほぼ100%変えられる
第1章 仕事で使える声を手に入れる「1分間声トレ」
1.腹式呼吸に意識して息を多めに吸う。
2.25秒間、一定の強さで「シ――」と息の続く限り声を出す(2回)
✔ 表情筋を鍛える(1秒×5回)
1.頭を上に向け、あごを前に突き出す
2.「アイーン」を1秒で5回繰り返す。
〈Tips〉頭を上に向けた時、「頬が上がる」「顎の下や首筋が張る」のが理想
✔ 滑舌トレーニング(5秒×5回)
下記の文を5秒で読む。フレーズとフレーズとの間はしっかり間を開ける。
「だらだりだるだれ だらだりだるだれ だらだりだれだろう」。
第2章 ビジネスの現場で役立つ「言葉」と「話し方」
✔ 「録音」して自分のクセを知る
自分の声を「録音」し、他人が聞いている声を知り、「悪いクセ」を直す
✔ 印象に残る話し方のためのトレーニング
◆「ハメタメ法」
「ハメる」= 単語の頭文字をきっちりと発声すること
「タメる」= 大事な言葉を言う前に少し間を置くこと
【練習方法】
下記1・2の文章を①と②を踏まえて声に出して読む
1.「では明日の3時半に、原宿駅の竹下口でお待ちしております」
2.「このサプリメントは、美容と健康に最適です」
①『』の文字をきっちりと発声
②『』の文字の直前に1秒程度間を取る
A1.「では明日の3時半に『は』らじゅく駅の『た』けした口で、
お待ちしております」
A2.「このサプリメントは、『び』ようと『け』んこうに最適です」
✔ 伝わる声と話し方
「えー」「あー」を言わないためのコツ ⇒「鼻から軽く息を吸う」!
「(息を吸う)本日はこのような流れで、お話を進めていきたいと思います」
「(息を吸う)目的や企画内容に合わせて、気になるところはメモしてください」
「(息を吸う)それでは本題に入ります」
第3章 シチュエーションごとに、声を使い分ける
✔ 電話応対
声の高さを保つためには「口角を上げる」ことが大事!
【練習方法】
以下のフレーズを口出して言う
・「キムチキムチキムチキムチ」
・「みんなでみかんを3つずつ」
・「地下鉄でチーズをちょっと食べる」
✔ プレゼンテーション・スピーチ
開始直後に3~4秒「間」を取ることで、聞き手の集中力を高める
✔ 職場でのコミュニケーション
「集中して人の声を聴く」ことがポイント!
鍵になるのは、「うなずき」「相づち」「リフレクティング」
・「うなずき」:相手の話すスピードに合わせる
時に深くうなずくことで理解したことを態度で示すのも良い
・「相づち」:「はい」以外のバリエーションを増やす
「わかります」「ええ」「そう思います」「そうですね」
「スゴイですね!」「それは大変でしたね」など